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あーちゃんとちゃー坊の

​在来大豆のお話

(文 Masako/絵 Shiomi)

主人公のだいちゃんは小学1年生。夏休みに農家のおばあちゃんの家へお泊りにしに行く。その晩、だいちゃんは大豆の妖精あーちゃんとちゃー坊に出会い──。

 

 「在来大豆王国」と呼ばれるほど多くの種類の在来大豆が残っている埼玉県。しかし、意外にもそのことを知らずにいる埼玉県民は多いものだ。

この絵本は、在来大豆がどんなものなのかを説明し、認知度を高めるため作成したものである。対象は小学校5年生から。

 あーちゃんとちゃー坊はそれぞれ行田の青大豆、熊谷の妻沼茶豆という実在する在来大豆がモチーフのキャラクターで、二人の妖精と主人公の男の子をメインに話が展開していく。

 作られてから収穫され食卓に運ばれるまで、どんな食品に加工されているかの過程の説明に留まらず、在来大豆の安全性や美味しさ、それを作る上での農家側の工夫、苦労などについても触れている。

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